Sunday, October 29, 2006

10月の秋空と冬時間


今朝の早朝3時に時間が冬時間になりました。
時計が1時間遅れます、つまり1時間長く眠れます。
ここではみんな何十年も夏冬時間調整を経験しているのに、いつも針を早めるのか遅らせるのか、わからなくなっているみたいです。いい加減なものです。
最近は電波時計があるので、少しは手間が抜けるようになってますが。
ブログを始めてちょうど半年経ちました。夏時間になったばかりの時に取った、ご近所の同じ風景を、今写してみました。木々の葉っぱが色づいております。ベランダには菊の鉢が並んでいます。
このところマイルドな日々が続いていて、今日の気温は19度くらい。朝は曇っていたけれど、午後になって日が差しています。
フランクフルトでは本日、市民マラソンが開催されています。ケニヤの人が今さっき優勝したところです。
マラソン人気は日本ほどではなく、放送のしかたもあんまりこなれてない感じ。有名なランナーが来ていないので、しかたないかもしれないけど。

Friday, October 27, 2006

Roast Beef

この前の週末、お客様するのでローストビーフをつくりました。
付け合せはポテトグラタンとラタトゥユ。
美しいうっすらピンクの、我ながら上出来のローストビーフになったのでここにのっけましょう。
2キロ以上あったお肉を5人してあらかた平らげてしまったってすごい。
前菜のサラダもあったし、メインの後にはチーズも甘いデザートもあったのに、さすがヨーロッパ人は食べるわ。
ワインも何本いったか、気持ちよいくらいに空いていきます。その前にスパークリング・ワイン(ドイツではゼクトと言います。)も開けたんだったわ。
こういう、素人自慢も平気で載せられるのがブログのいいところですねっ。

Tuesday, October 24, 2006

ドイツの紅葉、あまりきれいじゃないんです


こちらでの紅葉はあまりきれいにならないのです。鮮やかな赤を彩るもみじが無いように思います。黄色いのと茶色っぽいのがおおくて、目にあざやかな秋景色というふうにはならないのですねえ。それでも、ああ秋だなあという変化はありますが。
やけくそ気味に、日本の紅葉の写真を探してのっけてみましたです。これで自分の目を楽しませようということで。紅葉はカナダか日本ですよね。
ドイツ人に見せてやりたいです、全く。こんなの見たことないだろう、って。秋も季節としては短くて、あっという間に冬が来ます。四季豊かな日本とは違って、春と秋はないようなもんです。
もうすぐ休暇を取ってお里帰りをする予定を立てていまして、もう心はすっかり日本に。

Hi meine Freunde,
es ist schon Herbst geworden und damit sind die Baeume schoen gefaerbt. Aber solchen wunderschoenen Blick wie in diesem Foto kann man hier in Deutschland kaum sehen. Das ist echt japanischer Herbst. Ah..... heimweh, weil ich bald einen Heimaturlaub haben werde.

Monday, October 23, 2006

秋も深まって

今日は車のタイヤを冬タイヤに交換しました。ついこの間夏のにしたばかりのような気がするのに、早いものです。去年の9月から約13ヶ月間に12630キロ走行しました。別に遠出をしたつもりもないのに、結構いくもんです。
このブログの型の新しいベータ版が出たというので、便利そうなのでつい深く考えもせず、先日ベータ版に変更してしまいました。そしたら、全部英語なのねー。もとにもどせないそうなので、早く日本語版が出るのを待つばかりです。

Sunday, October 15, 2006

Holzhausenpark

秋も深まってきました。
今日は気温18度くらい、お天気晴れ。
近所のホルツハウゼン公園も子供連れなどで賑わう秋日和でした。
昔の貴族の所有地が公園になっていて、邸宅は公の集会所などに利用されています。借りて、パーティーなんかもできるようです。
噴水のあるお堀にかこまれた瀟洒なお城なんかに住んでらしたのね。こんなところに住んでたら、夏場は蚊がわいて悩まされないかしら、なんて心配を巡らす私でした。
蚊とか虫って、場所によって全く違う種別のものがいるらしく、虫よけスプレーなども、外国から持ってくると効かなかったりするそうです。
こちらの蚊には私はびくともしません。主人はさされて腫れ上がっても、私は赤くもかゆくもならないの。

Friday, October 13, 2006

Grünkohl グリュンコールと粗引きソーセージ


食べ物づいているうちにもう一弾。
北ドイツで一般的な秋冬の野菜料理、グリュンコール、つまり緑のキャベツってことですか。
これは丸いというより細長いかたちで、濃い緑色の縮れた葉を大きくつけます。
味も匂いも、くせのあるキャベツだけれども、調理にはすごく長く時間がかかります。
よーく洗って細かく刻んで、ことことと煮込みます。
濃い目に塩味に調味して、粗引きソーセージなどと付け合せます。
じゃがいもはドイツでは主食として常に大事。(アイルランドではもっと大事かもしれない。)
これは、うちの本日の夕食になりました。なに、冷凍ものを使ったんですけどね。
いかにも滋養のありそうな野菜でしょ。

Sunday, October 08, 2006

悩めるドイツ暮らし

18年も暮らしてるのに、いまだに悩まされるドイツ生活。 今朝、鮮やかな悪夢で目が覚めました。中学の同級生やら前の職場の同僚やら大勢の出演で、内容といえば…
ドイツ人と会議に出てて各自仕事を言い渡されるのですが、自分ひとりだけ何を要求されてるのかさっぱりわからない、という状況に。日本人の知り合いたちはみな親切なのだけれど、その人達を相手に何をしろと言ってるのか、ドイツ人の言ってることが理解できてなくて困ったなあ、こんなんじゃやってけないなあ、と思ってる夢でした。
現実の不安が夢となっているんだわ、まったく。
学生してた時も、授業が半分くらいわからなかったこともあったけど、これは別に誰にも迷惑がかからないからまあよし、としてました。
でも今はドイツ人と同じレベルで雇われてて、さっぱりわかりませんとも言ってられないだろうと思うわけです。さっぱりわからないわけではないけれどさ、ドイツで生まれ育った人みたいにはいきません。
しかし、こういう外国人を平気で大卒として採用する懐の深さには感心せずにはいられませんね。

週末にはそういうこと忘れておいしいものでも食べましょう。 普段の日には実に簡単で質素な夕食をいただいているので、週末になると主人も、もちょっとたっぷりうまいもの食べたいとも言うし。確かに週日は帰ってから手の込んだご飯なんて気力が…。それに、あなた、食べ過ぎないようにしたいって言ったじゃないの。
そういうことで、よく休日には洋風のこってりお料理をつくります。これはきのう、おなか一杯になるまでおかわりしつつ食べた夕食メニュー。
ローストポーク、アプリコット・ソース
ローストした玉ねぎ
プロッコリのにんにくバターいため
アイルランド風マッシュト・ポテト(緑色のわけぎが入ってます)

Saturday, October 07, 2006

Buchmesse in Frankfurt

フランクフルトは大きな見本市会場のある市で、度々世界規模の見本市(独語でメッセ)が開かれます。そうするとその期間ホテルは満杯になり、もちろん値段も見本市価格になり、えらく高くなります。
65万人の都市に急に人が増えるのだから、そりゃあ一千万都市とは違いますよ。ガストロノミーやタクシーやお土産屋は稼ぎ時といえます。
メッセ会場はすごく広くて立派です。写真を載せておきましょう。
いま本の見本市(ブックメッセ)が開かれていて、明日が最終日です。水曜に行った人の話によると、すごい人出だったそうで。

Tuesday, October 03, 2006

ドイツ再統一の祝日

本日は東西ドイツが再統一されたのを祝する祭日です。 お休みでした。
記念にドイツのビールの写真にしましょう。色やグラスの種類もさまざまで、きれいな写真をみつけたので。
今日は日中の最高気温は15度、お天気は雨。
ゆっくり起きてのんびり家で過ごしました。
ほんとはサイクリングにでも行けばよいのにね、普段運動しないんだから。
1週間ほど前に実は自転車を手に入れました。初めての大人用自分の自転車です。高校生の時以来、自転車持ってなかったのです。
サドルが高くて、足が地にしっかり届かないのが慣れないところ。これでも枠の高さが低いのを選んだのに。足短いんだね、なんて言われたりしながら。
これで交通量の激しい道に出ていくのは、結構不安だったりして。それでも自転車専用レーンがあったり、緑の公園の中とかは気持ちよく走れます。

Monday, October 02, 2006

こういうおうち、かわいいでしょう


早いものでもう10月。
きょうは雨が降りました。秋らしくなってきたなあ。暗くなるのも早くなったし。
この前の金曜日には友人の結婚式にお呼ばれしました。ドイツ人とイギリス人のカップルで、住んでいる所は香港という、これまたカルチュラル・ミックスな状況。
新婦の国で結婚ということで、イギリスからはたくさんの親戚や友人が訪れました。
ここにいる間に、思い切りドイツの食べ物、飲み物を楽しんでいこうという心積もりなのでしょう、48時間スケジュールを盛り込んでましたね。
例によって、アップルワインのレストランも欠かせず、土曜にもみんなで集合。
私たちの座ったテーブルにはイギリスからの一行が同席していました。
イギリス人の会話のセンスはやっぱりドイツ人とはちょっと違う。お酒が入ると大声でうるさくなり、ガハハとあたりかまわず笑う。ドイツ人はもそっと節操があるような気が。
でもね、これが気がおけないんだ。英語でのバカ話の方がラクだし、笑える。自分がおばかでいていいってところが、生まれ育った日本のセンスに近いんだと思う。
イギリスのユーモアとアクセントが心地よかった。

Sunday, October 01, 2006

Get It On


At the weekend of Marc's birthday I'm listening to "Get It On" of T.Rex. The sound is timeless groovy and sexy. And look at the words he used in the lyrics.

You're dirty and sweet, and you're my girl.

Well you're built like a car,

You got a hubcap,

Diamond star halo.

You're built like a car, Oh yeah.

Fantastic! God bless Internet era and YouTube, I can see his performance here.

ミッキー・フィンとのツーショット。ここでMarcの着てるTシャツかわいい。大概きちんとジャケットをはおっているのはイギリス風だなあと思います。目の下のキラキラといい、ラメ使いのファッションとか、独創的でした。何しろグラムロックの創始者ですもの。

時を越えて今でもグルービーでセクシーな Get It On を聴いております。これはアメリカでも Bang A Gong のタイトルでTOP10入りしました。でも、ゲリロンの方がかっこいいよね。パフォーマンスへのリンク、上に貼っときます!

エルトン・ジョンも参加。彼も一時ギラギラのとんぼめがねや厚底ブーツで、グラムロックの一員とみなされてました。しかし、そういうのとは一線を画すボランとデビット・ボウイのグラム・ファッションは、奇抜であっても美しかったと思います。