Saturday, November 28, 2009

蔵王連邦


2週間ほど日本に帰国してました。11月半ばで紅葉の見ごろははもう終わってましたが。東北では10月に来ないと紅葉はね。
食べ物はとってもおいしかったです。秋の味覚と、好きなお豆腐系のものをいろいろ食べれてうれしかった。お豆腐もこちらではパック豆腐くらいしか手に入らないので。がんもとか厚揚げとか好きなんです。アジア系のお店で新鮮な木綿豆腐なども売っているらしいけど、なかなかそのためにお買い物にもいけないし。
日頃できないお買い物もできて満足です。のんびりとお買い物に出るというのも休暇ならではですね。
お天気はいまひとつでしたが、青空ものぞいたし、遠くに雪をすでに頂いた蔵王の山並みがのぞめたのはすばらしかった。このように盆地からのぞめる山々というのが、私の原風景というか、故郷の景色です。
ここは映画おくりびとの主人公のふるさとという設定にもなったそうですが、そういう「いなか」というのにいかにもぴったりかなと思ったりします。

Tuesday, October 27, 2009

ベランダ菜園

この夏突然目覚めたのが土いじり。
うちには南にベランダがあって、そこには毎年お花を植えてました。というのも、外からの見栄えをドイツ人はとても大切にするので、ベランダがあってそこに何も飾りがないとはけしからんという雰囲気があるものですから。
お花の場合は春に苗を買ってきてポンとプランターに植えればそれでひと夏保つので、たいした手間とも言えません。それでもね、最初の数年はからっぽのベランダだったんです。だってそんな、やったこともなかったし、知らなかったし。
白い目をものともせず、殺風景なベランダのままそこを使用もしないでいる私たちのことを、ご近所のかたはなんともったいないとため息ついてたことを後で知りました。
慣れてくると、お花があるっていいものですね。夏の間はよくベランダに座るようになりました。あんまり高い階ではないし、通りから良く見えるので、通りすがりのご近所の方たちと挨拶する機会が増えたことといったら。
でもって、今年俄かに始めたのが、野菜やハーブのプランター栽培。どうして急に興味が出たのか自分でもわかりません。長年土いじりなんてとんでもないと思ってたのに。
ミニトマト、しそ、パセリ、ローズマリー、わけぎ、香草、クレソン、チンゲン菜、バジル。
新鮮なものをお料理に使うと、ほんとにおいしいとさとりました。単なるトマトソースにハープとパルメザンのスパゲティーのうまいこと!
結局食べ物の欲から出てるんですな。こちらで手に入らないしそとかチンゲン菜 がどうしても食べたかったからということですね。

Sunday, July 12, 2009

Gross Gerau


郊外のグロス・ゲラウという町の目抜き通りです。
ドイツの田舎町はなんてたってかわいいです。
昔のものを大切に手入れして残していくのですよね。そこいくとフランクフルトの近代的な町並みなどはドイツ人に言わせると、アグリー(醜い)なんですって。
今日はテレビでツール・ド・フランス見てました。ピレネーの山登りで、箱根駅伝の山越えじゃないけど、見所のひとつです。
ステージはフランス人選手が勝ち取りました。レース後に日本人ジャーナリストのことがインタヴューされてて、昨年まではいくら記事送ってもどこも取り上げてくれなかったのに、今年は大変化で、記事をくれ記事をくれとたいへんだと。何が変わったかというと、今年史上初めて日本人選手がツールに参加しているから、と報道されましたよ。二人の日本人選手もちょこっと紹介されました。女性ジャーナリストが、別府さんはもう5年プロにいて、新城君はまだ若くてかわいい顔をしていると言うと、「ああ、そういうことなんですか」と、ドイツ語のナレーションがちゃちゃ入れてました。

Thursday, June 11, 2009

ドイツ人のおうち

ドイツ人大好き、国民的スポーツのグリルの季節到来で、お呼ばれしました。
ここんちのグリルのお道具はこんな感じ。
いいですねえ、広いテラスやお庭にテーブルを出して、お肉や野菜を焼いて、ビールを痛飲。ってのが定番。男性の方がこういうの好きみたい。

おうちの中にはこんな暖炉があるの。そんなに寒いわけではなかったけど、雰囲気を出すために火をいれてくれました。

Monday, June 08, 2009

ポテトグラタン

主人の大好きなじゃがいも系のお料理、ポテトグラタンです。
何回もつくっているので、いつのまにか得意料理になっておりました。
主人もわたしのが一番と今では言ってくれます。日本で育ったのに、どこで覚えたんだ?だと。
おいも好きなアイルランド人と一緒にいてそうなったのよ。

Sunday, June 07, 2009

子羊のもも肉のロースト

日曜とか祝日のディナーにうちでよく現れるのは子羊のローストです。
日本にいた頃はラムとマトンの区別もさだかではなかったですが、ラムは子羊、マトンは年取った羊さんの肉。ラムはくせがなく、やわらかでおいしい。マトンは大きな塊も可能になるけど、硬くなるし、匂いも気になることがあります。
うちでお料理するときはラムに限ります。ときにはもも肉だったり、ときには肩肉だったり。今回はもも肉で、スライスしてポテトグラタンとグリーンビーンズをつけあわせに。玉ねぎの甘味のきいたソースを添えて。

Monday, June 01, 2009

Schweinsbraten

さて、こちらならではのごちそう、ローストポークです。
大きなお肉のかたまりをオーブンで焼きます。
カトリック育ちの主人は、日曜日の夜にいつもより幾分豪華な夕食をいただくという習慣が身についていて、それだとどうしてもお肉のローストになってしまいます。
ちまちまとした日本のご飯は彼にはご馳走には見えないみたい。
これは、皮のところのついたポークで、よーく焼くと皮がぱりぱりして香ばしいんです。
スライスして、ソースを添えてサーブ。
週末はこうやってお料理して、ワインもいただいて、夕ご飯のあとは
使い物にならなくなっています。

Sunday, May 31, 2009

真ん中穴あきケーキ型

焼き菓子文化は確かにあるドイツですので、優秀な焼き型がたくさん売られてます。丈夫そうですが、なにしろ大きい。
日曜日のお菓子は2切れ、3切れと数多くいただくのがふつうです。日本では一度に1切れがふつうではないですか?
よくあるのが、真ん中に穴の空いてる型で、火の通りがよくなります。そして美しいかたちのが多いんだな。思わず欲しくなってしまうような。
大きいんだけど、つい購入してしまったユリの紋章の焼き型です。
アイルランドから買って来たトリークル(この甘味料はドイツでは売ってません)を入れて、ちょっとダークに焼き上げたバターケーキですけど、きれいな形に焼けるでしょう。
粉砂糖を振ってもきれい。
レシピはイギリス系のパウンドケーキの応用です。

Saturday, May 30, 2009

大好きなタルト・タタン

りんごのケーキの中で一番好きなタルト・タタンです。
手作りの方がおいしいケーキだとと思います。カラメル色のりんごとさくさくのパイのところがよく合って実においしい。
アイスクリームやホイップしたクリームと一緒にデザートとしても。
だいだいどうしてこんなに焼き菓子なんかつくるようになったかというと、お店で売ってるドイツ菓子が味の点で今ひとつということと、こちらではケーキは自宅で焼くものという常識があることが挙げられます。日曜ごとにお母さんがおやつを焼くというのが伝統的にふつうのことらしい。
みんな慣れててよく焼いているもよう。レシビなんかもよく交換されてます。
味はでも、フランス系、日本系の方が、私にはおいしい。ドイツの素朴なお味、量はたっぷり、バタークリームどっさり、っていうのよりは、おしゃれなフランス菓子を焼きたいわん。

Friday, May 29, 2009

ドイツの休暇取得事情


これは先週のフランクフルトはマイン河沿いの遊歩道です。
5月のさわやかな朝、運動をかねてウォーキングに行ったのでした。
水曜日だったのですが、お休み取ってました。というのも、有給休暇と残業時間がたまってきてて、これらを全部年内に消化すべく計画的に休みを入れないといけないから。
休暇管理と就業時間管理はホントきちんとしてますね。これらが残ってると、会社の業績を圧迫するので。この経済事情では、うるさく言わざるを得ません。すごく大きいですよ、このための引当金の額。
どうして日本の会社は休暇と残業が残ってても、決算時になんともないのでしょう?引当金が見合ってるかどうかのチェックが厳しくないのでしょうか。監査法人はそこを突いてこないのか。不思議。
で、結局休め休めといわれても仕事の量は減るわけではなく、どうするかというと、効率を高めるわけです。だからきついんです、就業中は。時間を伸ばすのではなく、てきぱきかたづける。
連絡はケイタイやモバイルPCでつくのだし、なにもオフィスに長々といなくてもよいわけです。
仕事とプライベートな時間の区別がはっきりし、めりはりはつきますね。

Saturday, May 23, 2009

自作するしかないっ! 郷愁の食べもの

こちらに来たばかりのころは若かったし、こちらのものが珍しくってしかも食べ物とかも全く平気でおいしかったので、あんまり不満を感じることも無かったのですが、 長年いるうちに、やはり食べ物に関しては郷愁を覚えることが多くなりました。

あれが食べたいなあ、と思っても手に入らないことが多いのです。日本にいたら絶対しなかったと思うけど、手作りに挑戦してしまいます。執念を感じるでしょ。
まだ寒かった頃、何回か肉まんつくりました。手かかるけど、やはり蒸したてはおいしかった。8個つくって2日に渡って夕ご飯になったりして。
それと最近毎週のように作っているのは、蕪のお漬物です。この白いかぶって、最近までドイツのスーパーでは見かけなかったのですよ。それがここ数年のうちに出回るようになり、特殊な市場に行かずともスーパーで買えるようになったので、もうこれでもかと。
お味噌汁にも煮物にもしました。長年の鬱積を晴らすかのように。

Friday, May 22, 2009

アイスホッケー


3月にアイスホッケーの試合を初めてライブで見ました。フランクフルトには結構強い、ライオンズというチームがあります。今シーズンはそうでもないようでしたが、シーズン優勝したこともある、たくさんファンのいるチームです。
荒っぽくておもしろいということで、アイスホッケーは人気です。ライブで見ると、スポーツってテレビとは違いますね。とくにこれは、動きが早くて、どこを見ていいんだかわからなくなる。ゴールって言われても、「見ましたか?」みたいな。
選手交代が試合中、常に行われているのにも驚き。テレビではそんなシーンは写らないし。
熱狂的なファンがいるようで、ずっと立ち席で観戦してます。鳴り物も持ってきてました。

Sunday, April 05, 2009

またまた異文化摩擦


これは昨日の写真ですけど、レンギョウも咲いたし桜も咲いて、とってもいい陽気です。
今週の初めにはまだ寒くて、暖房をウンと上げたりしてたと思ったら、終わりの方にはもう20度近い気温で、あっという間に春の花々も開花しましたねえ。
ほんとにこちらは気温の変化が激しくて、昨日と今日で10度以上違うなんてことがザラです。
久し振りにお日様にあたりました。明るくなって気分も高揚します。
3月には職場で泊りがけのワークショップがあって、これでまた文化の違いを思い知らされることのなったのでした。頭で理解するのと身体で習得するのとでは結構差があるとわかる。
異文化理解のスローガンなどで発言していることが、いざ自分が対処する段になるととんと忘れられているみたい。
日本の国民性は困難にあっても騒がず忍耐をもって静かに克服をめざす、なんて言ってはいるものの、静かにしていると「こいつ何考えてるのか得体が知れん」といわんばかりの目にあいます。
ドイツのいいところのひとつに、遠慮しない直接な物言いというのがあります。ま、はっきりしてて好いんですが、多少うるさい。自分が理解できないことにはいつまでもガンガン言い立てますので。ドイツ的に対処するならお互い様なのでしょうが、違う反応には面食らうのでしょう。
そして彼らには勝つことが大事。議論でも力関係でも、強いものが勝つ、という論理。個々がそうやって競い合ってドイツ社会ができてるんだな。

Saturday, April 04, 2009

Ski Holiday in Fiss


また時間が経ってますが、この冬もFissでスキーの休暇でした。
これで連続3年目。こうしてみると、同じ時期に同じところで休暇を過ごす人たちって案外多いんですね。
同じ顔に会うので、なんだかもうホテルを変えるなんてしなくていいやとなってくるのです。ホテルも別にやなところがあるわけでもないし、適度に快適だから。
お天気は前年よりは良くありませんでしたが、晴れた日もあり、ピステも広々で良く整備されてました。難を言えば、景色が抜群というほどではないことかしら。
今年はこれ一回きりでした、スキーは。

Saturday, January 31, 2009

冬景色

1月15日の冬景色です。
うちの前の通りも凍ってます。
日照時間が少ない上にお天気も暗めでは、目覚めが悪く、ずっとベッドの中にいたいような。
でも、カラッとドライで冷たい空気は、張り詰めた感じで、ジトジトしてるよりはずっと緊張感があると思います。

Sunday, January 11, 2009

the coldest week of this winter

この1週間は寒かったです。
9日の朝、通勤時に車の寒暖計を見たら、-12度でした。
特にいつもサッカースタジアムのあたりが一番気温が低いのは、森に近くて木が多いからかな。
ここで冬の夕方観戦している方々、さぞ寒いだろうなと感心します。
ハンブルクの近くのエルベ河は凍って船の通行ができなくなっているようです。
ここのマイン河は氷塊が漂っているものの、凍り付いてはいない。
1914年のすっかり氷結したマイン河の写真がウェブにありました。

このところスパムコメントに悩まされて、それで対策として、コメント時に解読文字を必要にしてみました。コメントしてくださる方には一手間多くなって申し訳ありません。

Monday, January 05, 2009

Well, winter has come.

急に寒くなりました。
朝起きてみたら、窓の外が銀世界です。
夜の内にだいぶ積もったようで、朝になっても深々と降っています。
これでは、アウトバーンものろのろだろうし、事故による渋滞に巻き込まれでもしたらたいへんだと思い、通勤は郊外電車にしました。
ダウンを着込んで帽子もかぶり、駅から10分ほど徒歩でオフィスに着いてみたら、暖房がダウンしているとのこと。選りによってこんな零下になる時に! 天気予報によると、4-5日冷え込みは続くらしい。連日零下の気温になるということです。冬らしくなってきました。

写真はハッブル望遠鏡のサイトにあった宇宙の写真です。無数の銀河が色とりどりに輝いて、信じられないくらいに美しいですね。年頭にふさわしく、雄大なことに想いを馳せてみたいということで、宇宙。

Saturday, January 03, 2009

ドイツ暮らし20年

この休みの間に本当に何年振りかでまとめて日本のテレビの現代劇を視ました。そのこと自体は驚きものです。インターネットの発達がなかったら今でも見られてなかった。時間もあまり無いし、ドイツの番組でも最近は全く見なくなっています。テレビではニュースしか見てないかもしれない。
大河ドラマとか、時代劇を視てる分にはなんともなかったのですが、現代劇で感じてしまうこの違和感はなんでしょう。
そういえばこの年末でドイツに来てからちょうど20年となりました。お祝いでもしようかという節年ですかね。さすがの私もドイツ化したか!?
それはしただろうな。まわりにほとんど「日本」がなく、20年もどっぷりドイツ社会で生きてたら当然か。どこの社会も一長一短があり、どちらが優れているとかいうものでもないけれど、ドイツのことケチつけながらも、そこに馴染んで感化され、だんだんそういう環境を心地よく思うようになってきているのでしょう。もう、お洋服のセンスとか、冗談のセンスとか、すっかり失ってしまってしまいました。

それはさておき、現代の日本でも、あの古臭い労働習慣に振り回されている市民の姿は本当なのでしょうか。ビジネスマンのあの視野の狭さは、ドラマのために強調されているだろうとはいえ、現実に近いのでしょうか。まるで全体が見えてなくて、目先の状況(たとえばこの人を泣かせたくないので不正を見逃すとか)で物事の判断をする、もしくはそのせいで苦しむ。それからすごく変に思ったのは、会社の重役とか年配の男性が他の者に対して口をきく時、脅しの口調になること。意見対立があったら成功者たるもの、理性に訴えるべきだと思うのですが、妙に情に訴える手に出てくる。女性の立場も私が日本に居た頃よりあまり進化していないような気がするのですが、いかがなものでしょうか。

Friday, January 02, 2009

1月2日はふつうの日

2日から普通の日ですし、仕事もあったので出勤しました。でも早めに帰宅して、インターネットで日本のテレビ番組を見たりしました。おかげさまで昔よりも暮らしはほんとに便利になりました。
篤姫も50話全部見ました。これにははまりましたね。140年も前の日本人の姿に想いを馳せました。明治維新とは大した革命です。関連した伝記なども読んじゃいました。本もネットで購入すると、数日で届きますので。
ところでお年取りのご馳走ですが、クリスマスに七面鳥が届かなくて心残りだったところ、街に出るとまだフレッシュなのが並んでいます。
心残りの無いようにとこれを入手して、大晦日にローストしました。
食卓でお父さんが切り分けてサーブします。

Thursday, January 01, 2009

お正月ですね

早くも年が明けました。
昨年の経済混乱はたいへんなものでしたね。
と言っても混乱は終わったわけではなくまだ続き、回復を見るまでは何年もかかることでしょう。
世の中すべての転換期が来ているように思います。今までそうやってきたからとか、みながやってるから、とかいう価値判断ではなく、自分で何が正しいのか見極めるべきなのだと思います。
判断を下す自分はまた、広く大きな心をもっていないと。そういう熱く大きな心とクールな社会性を育てるのを年頭の目標としたいと思います。
こちらドイツでは零下の寒い日々が続いて、冬らしくなってきました。午前零時をまわった瞬間より打ち上げられる花火を見つつ、発泡酒で新年の始まりを祝いました。高層ビル(お昼の写真も)のてっぺんがライトアップされてて、その周辺にあちらからもこちらからも花火があがりました。